飛行機への搭乗っていろいろと手続きがあって、出発まで時間がかかりますよね。
そのため、空港の到着時間をどうするか迷ってしまうことも。
こんな風に悩んでしまうと思います。
私自身も、初めて国内線飛行機に乗るときは何度も何度もググって調べました。
そこでこの記事では、これまで何度も国内線フライトを経験してきたマイル先生こと筆者のたかやん(@milesensei33)が、
この記事でわかること
- 国内線は何分前までに空港に到着すればOKか
- 国内線搭乗までの手続きをおさらい
- 各航空会社の締め切り時間
- 空港到着の目安時間をチェックイン締切時間から逆算
- チェックインにかかる時間を短くする2つの方法
- 間に合わなかったら航空券はどうなるのか
慣れてくると大体かかる時間もつかめてくると思うのですが、普段あまりに飛行機に乗らない方は、何分前までに到着すればよいか不安に感じるかもしれません。
しかし、事前に調べておけばそのような不安はなくなりますね!
国内線は何分前までに空港に到着すればOK?
では早速結論からお伝えしていきますね。今回は3つのパターン別におすすめの到着時間をまとめてみました。
項目 | 通常期 | 繁忙期 |
おすすめの到着時間 | 1時間前 | 1時間30分前 |
ギリギリの到着時間 | 30分前 | 1時間前 |
ギリギリの到着時間(LCC) | 45分前 | 1時間30分前 |
ざっくりですが、上記の感じでOK。
通常期と繁忙期の両方で間違いのは、『1時間30分前までの到着』です。心配な方はこの時間までに空港に到着しておけば問題はありません!
ここからは、より掘り下げて上記の到着時間について解説していきます!
- 国内線飛行機への搭乗の流れ
- 航空各社の手続き締切時間
国内線搭乗までの手続きをおさらい
まずは国内線搭乗までの手続きの流れをおさらいしていきましょう。必要な手続きを明確にすることで、
- 手続きに時間の決まりはあるのか?
- じゃあその手続きをするために何分前に空港に到着すればいいのか?
逆算して空港への到着時間をはじき出すことが可能です!国内線飛行機への搭乗の流れは以下のとおり。
- 空港到着
- チェックインカウンターでチェックイン+荷物預け
- 保安検査場で手荷物検査
- 搭乗ゲートへ
- 搭乗
上記のとおりです。このあたりは、国内線飛行機への搭乗の流れを解説した記事をご覧いただくと、さらに理解が深まります。
-
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1~5番までありますが、そもそも1番が知りたいわけなので無視。搭乗してしまえば締切時間もなにもないのでこれも無視。
ポイントとなってくるのは、2~4番の手続き。なぜなら、これらの手続きは航空各社によって締切時間が決められているんです!
各航空会社の締め切り時間
各航空会社のチェックイン、保安検査場通過、搭乗ゲート通過の締め切り時間一覧です。空港に到着する時間を明確にするために重要なので確認しておきましょう。
航空各社 | チェックイン | 保安検査場 | 搭乗ゲート |
ANA | 20分前 | 20分前 | 10分前 |
JAL | 20分前 | 20分前 | 10分前 |
エアドゥ | 20分前 | 20分前 | 10分前 |
スターフライヤー | 20分前 | 20分前 | 10分前 |
ソラシドエア | 20分前 | 20分前 | 10分前 |
ピーチ | 30分前 | 25分前 | 20分前 |
スカイマーク | 20分前 | - | 15分前 |
バニラエア | 30分前 | - | 20分前 |
ジェットスター | 30分前 | - | 25分前 |
春秋航空 | 35分前 | - | 25分前 |
※出発時刻の何分前が締切時刻かを表示
※表は随時アップデートしていますが、必ず公式HPでチェックしてください
各手続きの締切時間は上記のとおり。この時間から逆算し、何分前に空港に到着すればよいかを解説します。
逆算といっても、手続きは『チェックイン』→『保安検査場通過』→『搭乗ゲート』の流れなので、基本的にはチェックインに間に合うようにすればOK!
空港到着の目安時間をチェックイン締切時間から逆算
上記のチェックイン締切時間をみると、各航空会社20分前~35分前がチェックイン締め切り時間となっています。
もう少し詳しくすると、
- LCC以外:20分前
- LCC:20~35分前
こんな感じ。電車やバスで空港に到着してからチェックインカウンターに行くまで、5〜10分くらいはかかると考えておきましょう。
そのように考えると、まずギリギリの時間が明確になってきますね。
航空各社 | チェックイン締切時間 | カウンターまで | 到着時間 |
LCC以外 | 20分前 | 5~10分 | 30分前 |
LCC | 20~35分前 | 5~10分 | 45分前 |
上記のとおりですが、空港到着後すぐにチェックインカウンターまでダッシュするくらいのレベルで考えています。
そのため、慣れていない方や不安な方には絶対におすすめできません・・・。(正直なところ、ギリギリの時間に行くのはリスクありすぎです。)
ココに注意
羽田空港や成田空港、関西空港などターミナルが広い空港は特に注意が必要。なぜなら、空港到着からカウンターまでの所要時間が多いからです。
できれば余裕を持って到着し、チェックインや保安検査場通過を焦らず進めたいですね。また、お店を見るくらいの余裕があるとベスト。
余裕を持って手続きを進めるなら、およそ30分くらい早めに到着すればOKかなーという感じ。まとめると下記の通りです。
項目 | 通常期 | 繁忙期 |
おすすめの到着時間 | 1時間前 | 1時間30分前 |
ギリギリの到着時間 | 30分前 | 1時間前 |
ギリギリの到着時間(LCC) | 50分前 | 1時間30分前 |
繁忙期はチェックインカウンターが混雑するので、かなり多めに見積もっています。
チェックインにかかる時間を短くする2つの方法
参考ですが、チェックインにかかる時間を短くする方法を2つお伝えしておきます。チェックインカウンターでの時間が大幅に短縮できるので必見です。
- チェックインを省略できるサービスを利用する
- 航空各社の上級会員になる
上記2つの方法。特に1番はどなたでも利用可能なのでおすすめです。2番はハードルがかなり高いので興味がある方のみでOK。
チェックインカウンターでの時間短縮は、長蛇の列になることがある繁忙期で威力を発揮します!
チェックインを省略できるサービスを利用する
チェックインを省略して、空港到着後に直接保安検査場に向かうことができるサービスです。代表的なのはANAとJALを利用したときに利用することできるもの。
- ANA:スキップサービス
- JAL:タッチ&ゴーサービス
それぞれ上記のような名称となっています。
このような空港でのチェックインを省略することができるサービスを利用する場合、空港のカウンターや自動チェックイン端末での手続きは不要です!
チェックインはすでに完了しているので、空港到着時間も少し遅らせてもOK。ただ、手荷物を預ける場合は、事前のチェックインサービスを利用していたとしても早めの到着がおすすめです!
ちなみに私が国内線に搭乗する場合は、荷物は機内に持ち込めるサイズにして、直接保安検査場に向かうことが多いです。
航空各社の上級会員になる
航空各社の上級会員になると、優先チェックインサービスや優先保安検査場を利用できるようになるので、チェックインにかかる時間を大幅に短縮できます。
ただ、上級会員になるにはかなりハードルが高いので、ほとんどの方は気にしなくてもOK。興味がある方のみ以下の記事をチェックしてみてください!
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間に合わないというのは飛行機搭乗手続きに遅れ、飛行機に乗れないという最悪の場合です。この点に関してはお手持ちの航空券によって変わってきます。
- 予約変更不可の航空券
- 予約変更ができる航空券
この2パターンで取り扱いが異なってくるので、それぞれ別に解説していきますね。
予約変更不可の航空券
航空券が変更不可の場合は、紙切れになるかもしれません。ただし、ANAやJALのような航空会社の場合、相談すれば航空会社の裁量で何とかしてくれるケースもあります。
その場合は、必ず次のことをやりましょう!
- 出発予定時刻前に航空会社に連絡し、相談する
- なるべく早く空港に向かいチェックインカウンターで相談する
なんとかしてくれるかも、といっても無理矢理乗せてくれるわけではありません。『航空券の払い戻し』や『別の便への振り替え』などが考えられます。
ただし注意したいのが、飛行機が出発してしまったあとの対応。この場合は本当に航空券が紙切れとなり、『1円も戻ってこない』『別の飛行機にも乗れない』と思ってください。
最悪航空券の払戻しができる
もし、裁量で何とかしてくれなかった場合も、出発予定時刻前に相談しておけば、最悪取り消し手数料がかかりますが払い戻しをしてくれます。
航空券が紙切れになるのは、とても悲しいですよね・・・。
予約変更可の航空券の場合
出発予定時刻前に航空会社に連絡すれば変更してくれます。ただ、この場合も必ず出発時間前に航空会社に連絡を入れるようにするのがベストです。
まとめ:国内線はなるべく早く空港へ!
今回は国内線に乗る場合の空港への到着時間について解説しましたがいかがだったでしょうか。おすすめの到着時間、ギリギリの到着時間をまとめると以下のようになります。
項目 | 通常期 | 繁忙期 |
おすすめの到着時間 | 1時間前 | 1時間30分前 |
ギリギリの到着時間 | 30分前 | 1時間前 |
ギリギリの到着時間(LCC) | 50分前 | 1時間30分前 |
おすすめの到着時間は、チェックインから保安検査場通過など、余裕を持って進め、ちょっとお店もみる時間も考慮した到着時間です。
- 通常期:1時間前
- 繁忙期:1時間30分前
※繁忙期:ゴールデンウィーク、お盆、シルバーウィーク、年末年始
できればこのくらいの余裕があったほうがおすすめです!
万が一道路が渋滞していたり、電車が遅延したりして到着が遅れてしまっても、余裕を持っているため、リカバリーできます!
一方、『余裕なんていらない!お店もみない!とにかく待ち時間を少なくしたい!』という方はギリギリの時間も知りたいと思います。
LCCとそれ以外では、チェックイン締め切り時間が違うので2つの場合で考えます。
ANA・JAL・スターフライヤー・エアドゥ・ソラシドエア・スカイマーク
- 通常期:30分前
- 繁忙期:1時間前
LCC
- 通常期:45分前
- 繁忙期:1時間30分
ギリギリの時間は、手続きの締め切りから考えるとこのような感じ。繁忙期は空港がとても混雑するので、1時間・1時間30分前がギリギリかなと。
もちろん繁忙期でもたまたま混雑していなければ、もう少し遅くても大丈夫ですが、間に合わないリスクも考慮したほうがいいでしょう。
一応ギリギリの時間も解説しましたが、快適なフライトのためには余裕をもった行動がおすすめ!
空港に早くついて、手続きが早く終わった場合でも、空港はお店もいっぱいあるし、食事も楽しめるし、飛行機も見れるので何かしら時間を潰せます。
出発時刻に間に合わず航空券が無駄になってしまったらショックですよね!?そうならないためにも、できれば早めに行くことをおすすめします。
私の場合はいつも早めに行ってラウンジを楽しんでいます。
自分じゃラウンジなんて自分じゃ使えないんじゃ・・・?と感じるかもですが、ゴールドカード(クレジットカード)をお持ちの場合はほとんど場合使えます。
もしお持ちでない場合は、間に合わない不安を解消するためにも発行しておくのがおすすめです。(※多少の年会費はかかりますが、国内線の飛行機への搭乗に不安を抱えて旅行に行くよりマシです。)
- 間に合わない不安を解消できる
年会費が抑えられたゴールドカードもあるので、ぜひまだお持ちでない方は以下の記事をチェックしてみてください!
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