こうお悩みを解消していきます。ANAマイルの使い方はいろいろあるので、正直、何に使えるのかわからないですよね・・・。
私自身も、ANAマイルを貯め始めたものの、使い方に困った経験があります。
しかし、ANAマイルの使い方を調べるうちにそんな悩みは解消されました!
ANAマイルって使い道たくさんある!
そこでこの記事では、ANAマイルをたくさん使ってきたマイラーのたかやん(@milesensei33)が、
ANAマイルの使い方をすべて解説していきます!あと、おすすめの使い道も!
この記事でわかること
- ANAマイルはこう使う!使い方を徹底解説
- ANAマイルのおすすめの使い方【お得な交換先です】
記事の信頼性
この記事を書いている私は、ANAマイルを貯めはじめて5年。ANAのことをたくさん調べた経験があります。ちなみに、2024年11月現在のANAマイル口座残高を公開すると・・・
- ANAマイル:414,421マイル
貯まったANAマイルは、主にビジネスクラスの特典航空券で利用。こういった経験をもとに記事を書いています。
この記事は3分ほどで読み終わります。ANAマイルの使い方がわかるので、ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。
※掘り下げた解説は関連記事を貼っておきました。
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ANAマイルはこう使う!使い方を徹底解説【お得な交換先あります】
まずは、ANAマイルの使い方をざっとまとめます。
- 国際線特典航空券への交換に使う【お得な交換先】
- 国内線特典航空券への交換に使う【お得な交換先】
- ANA SKY コインへの交換に使う
- アップグレードで使う
- 提携ポイントへの交換に使う
- ANAカード会員限定特典への交換に使う
- バニラエア特典航空券への交換に使う
- ANAご利用券への交換に使う
- 換金する
多いですね。メリハリをつけて使い方を解説していきます。
一番代表的なものでいうと特典航空券。もちろん特典航空券以外にもたくさんの交換先があります。以下の表にまとめておきます。
ANAマイルの交換先一覧
特典 | 必要マイル数 | 内容 |
国際線特典航空券 | 12,000~ | ANA国際線の往復特典航空券 |
国内線特典航空券 | 5,000~ | ANA国内線の片道特典航空券 |
ANA SKY コイン | 1~ | ANA SKY コインへの交換 |
提携航空会社特典航空券 | 15,000~ | 提携航空会社の往復特典航空券 |
国際線アップグレード | 12,000~ | ANA国際線の座席アップグレード |
スターアライアンスアップグレード | 12,000~ | 提携航空会社国際線の座席アップグレード |
提携ポイントへの交換 | 10,000~ | 10,000円相当の提携ポイント |
ANAカード会員限定特典 | 3,000~ | 工場見学・コンサートなど |
バニラエア特典航空券 | 5,000~ | LCCのバニラエア片道特典航空券 |
ANAご利用券 | 10,000~ | ANAご利用券への交換 |
換金する | 10,000~ | 現金に交換 |
ANAマイルの使い方を理解する前に、『有効期限』もマスターするのがおすすめ!そもそも期限内に使わないと意味がないので。
ANAマイルの有効期限のことは、ANAマイルの有効期限っていつまで?【実質、延長もできますよ】の記事で詳しく解説しているのであわせてご活用ください。
国際線特典航空券への交換に使う【お得な交換先】
マイルを使って国際線の飛行機に乗ることができます。航空券を購入するのではなく、マイルを使います。
ANAマイルを使うならこの方法が一番おすすめ。理由は簡単で、1マイルが効率的に使えるからです。(→つぎの大項目で詳しく解説)
交換に必要なマイル数
交換に必要マイル数は、12,000マイル~です。
目的地・利用シーズン・搭乗クラスで細かくわかれているので、どのくらいのマイルが必要か以下にまとめてみました。シーズン欄の「L」はローシーズン、「R」はレギュラーシーズン、「H」はハイシーズン。
必要マイル数一覧
行き先(例)/シーズン・クラス | シーズン | Economy | Business | First |
ソウル | L | 12,000 | 25,000 | ━ |
R | 15,000 | 30,000 | ━ | |
H | 18,000 | 33,000 | ━ | |
北京・グアム | L | 17,000 | 35,000 | ━ |
R | 20,000 | 40,000 | ━ | |
H | 23,000 | 43,000 | ━ | |
シンガポール・バンコク・ジャカルタ | L | 30,000 | 55,000 | 105,000 |
R | 35,000 | 60,000 | 105,000 | |
L | 38,000 | 63,000 | 114,000 | |
ハワイ(ホノルル) | L | 35,000 | 60,000 | ━ |
R | 40,000 | 65,000 | ━ | |
H | 43,000 | 68,000 | ━ | |
ニューヨーク・ロサンゼルス・シアトル | L | 40,000 | 75,000 | 150,000 |
R | 50,000 | 85,000 | 150,000 | |
H | 55,000 | 90,000 | 165,000 | |
パリ・ロンドン・フランクフルト | L | 45,000 | 80,000 | 165,000 |
R | 55,000 | 90,000 | 165,000 | |
H | 60,000 | 95,000 | 180,000 | |
シドニー | L | 37,000 | 65,000 | ━ |
R | 45,000 | 75,000 | ━ | |
H | 50,000 | 80,000 | ━ |
ちなみに、ANAマイルで交換できる国際特典航空券は2種類あります。(以下の2つです)
- ANA特典航空券
- 提携航空会社特典航空券
この2つで『必要なマイル数』『予約方法』が違ったりするので、違いを理解しておくと国際線特典航空券への交換がさらにお得に活用できます。
詳しくは以下の記事で解説しているのでご活用ください。
>>ANAと提携航空会社の国際線特典航空券の違い【意外と重要ですよ】
あとANAマイルを国際線特典航空券で使うなら、予約方法をマスターしておくのがベスト。
詳しくは以下の記事をどうぞ。
>>たった6ステップ!ANA特典航空券の予約方法を解説します!
ちなみに、マスターしておくのがマストなのは『ANAハワイ行き特典航空券』を予約するとき。
理由は以下のとおりです。
- ハワイ路線は人気路線
- そもそも特典航空券の座席設定が少ない
この2点です。このあたりは、激戦!?ANAハワイ行き特典航空券予約のコツ!の記事で解説しているのでよろしければご活用ください。
国内線特典航空券への交換に使う【お得な交換先】
マイルは、国内線特典航空券にも交換できます。国際線に続き2番目のおすすめ。
理由は同じで、マイルをお得に使うことができるから。
交換に必要なマイル数
交換に必要なマイル数は、5,000マイル~です。目的地・利用シーズンで決まります。どのくらいマイルが必要か以下にまとめてみました。
必要マイル数一覧
距離/シーズン | シーズン | 片道 | 往復 |
0~600マイル | L | 5,000 | 10,000 |
R | 6,000 | 12,000 | |
H | 7,500 | 15,000 | |
601~1,600マイル | L | 6,000 | 12,000 |
R | 7,500 | 15,000 | |
H | 9,000 | 18,000 | |
1,601~2,000マイル | L | 7,000 | 14,000 |
R | 9,000 | 18,000 | |
H | 10,500 | 21,000 | |
2,001~4,000マイル | L | 8,500 | 17,000 |
R | 10,000 | 20,000 | |
H | 11,500 | 23,000 |
片道5,000~11,500マイル、往復10,000〜23,000マイルで交換できます。
かなり残念なのですが、プレミアムクラスは特典航空券の対象外。
あと、もしご家族で利用するなら、特典利用者登録が必須。ANA特典航空券の特典利用者登録の方法【家族でマイルを使おう】の記事も一緒にご覧になるのがおすすめです。
ANA SKY コインへの交換に使う
ANAマイルは、ANA SKY コインに交換して使うことができます。
ANA SKY コインとは
ANAウェブサイトで、航空券やANAのツアー旅行の支払いに10コイン単位で使える電子クーポンのこと。
ANAマイルとは『貯め方』『使い方』『有効期限』などさまざまな点で違いがあります。
こういった違いについては、ANA SKYコインとANAマイルの違い【使うなら理解すべき】の記事で解説しているのでご活用ください。
交換に必要なマイル数
1マイル~
もし違いも含め、ANA SKYコインのことをまるっと知りたい場合は、【知らないと損】ANA SKYコインとは【全貌をサクッと解説】の記事をどうぞ。
-
【知らないと損】ANA SKY コインとは【全貌をサクッと解説】
ANA SKY コインとはいったいなんだろう。基本から貯め方・使い方、有効期限やマイルとの違いまで全部知りたいなぁ。 こういったお悩みを解消していきます。 ANA SKYコ ...
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アップグレードで使う
座席をアップグレードしたいときにマイルが使えます。例えば、エコノミークラスをビジネスクラスに変更したいとき。この2つの差は歴然で、快適さが全然違うので、贅沢したいときに使えます。
交換に必要なマイル数
12,000マイル~
具体的にどのくらいマイルが必要かみていきましょう。例えば、日本とヨーロッパの便の場合。ビジネスクラスへのアップグレードには28,000マイル必要です。
エコノミークラスの料金+特典航空券の1/3程度でビジネスクラスが利用できるので、一見するとかなりお得な特典のようにも思えます。
ココに注意
しかし、大変残念なことに安いエコノミークラス運賃だとアップグレード不可です。
アップグレード対象のエコノミークラス運賃だと普通運賃に近い料金が必要であるため、お得な交換方法ではありません。
提携ポイントへの交換に使う
Tポイント、楽天スーパーポイントといった提携ポイントへの交換も可能です。この使い方の良さは、Tポイントや楽天スーパーポイントなど汎用性が高いポイントに交換できるという点。
10,000マイルから交換できますが、「1マイル=1円」での交換になるため、お得感ほぼないです。ANAマイルの期限が迫り、やむを得ず交換・・・といった場合にするのがいいと思います。
交換先ポイント例
スターバックスカード | iTunesギフトコード | 楽天Edy |
メトロポイント | TOKYU POINT | 楽天スーパーポイント |
Tポイント | nanacoポイント | タカシマヤポイント |
Suicaポイント | 京急プレミアポイント | ヤマダポイント |
交換に必要なマイル数
10,000マイル~
ANAカード会員限定特典への交換に使う
ANAカード会員限定の特典に交換することが可能です。特典の具体的内容は、ANA工場の見学やコンサートチケットなど。
通常はなかなか工場見学はできないと思うので、プライスレスな体験をしたい方、興味がある方であれば、利用してみてもいいかもしれません。
交換に必要なマイル数
3,000マイル~
バニラエア特典航空券への交換に使う
ANAと提携しているLCC(格安航空会社)のバニラエアの特典航空券にもANAマイルが使えます。
ただ、バニラエアの特典航空券への交換は、お得感が全くありません。必要マイル数がANA便とほとんど変わらないうえ、バニラエア自体運賃がかなり安いからです。
交換に必要なマイル数
5,000マイル~
ANAご利用券への交換に使う
ANAご利用券とは、10,000マイル=10,000円で交換できる金券のようなもの。マイルを使うとこの券に交換してくれます。
使い道は、ANAの航空券、ツアー旅行、ANA系列のホテルなど。ただ、ANA SKY コインに1マイルから交換できるのであまりメリットはないです。
交換に必要なマイル数
10,000マイル~
換金する
現金に交換することで、有効期限なく自由に使うことが可能です。ただし、少々手間がかかります。
具体的には、JR九州が発行するクレジットカード『JQ SUGOCA ANA』を利用します。(※このカードの詳細は【公式】JQ SUGOCA ANAをご覧ください。)
交換ルート
交換ルートは上記の感じですが、ちょっとわかりにくいですよね・・・。
具体的に解説すると、マイルを換金は以下の3つの手順で行います。
- マイルをJRキューポに交換
- JRキューポをGポイントに交換
- Gポイントを銀行口座に出金
この3つだけ見るとなんだか難しそうなイメージ。
って感じだと思います。具体的な換金方法は、【簡単】マイルを換金する3つの手順【ANAもJALも現金化OK】の記事で詳しく解説しています。
ANAマイルのおすすめの使い方【お得な交換先です】
ANAマイルの使い方でお得なものは決まっています。
- 国際線特典航空券で使う
- 国内線特典航空券で使う
- ANA SKYコインで使う
1から順番にお得で賢い使い方です。この3つさえ覚えておけばOK。あとの交換先はあまり使い道がありません。
国際線特典航空券はお得な交換先
マイルを使うなら、国際線特典航空券が一番お得でおすすめな交換先です。理由は以下のとおり。
- マイルの価値が高まりお得感が増す
- 旅費が抑えられる
- ビジネス・ファーストクラスの特典航空券にも使える
特にお得なのが、ビジネスやファーストクラスの国際線特典航空券に使う方法。この使い方をすると1マイルの価値は、約4円~10円以上に跳ね上がります。
国内線特典航空券はお得な交換先
国内線特典航空券でマイルを使う方法もおすすめ。理由は以下のとおりです。
- 必要マイル数が少ない
- 空席が見つかりやすい
- 2か月前から予約開始なので旅行の予定が立てやすい
お得度は国際線特典航空券と比べると、ガクッと落ちてしまいますが、国内線は必要マイル数が少ないです。
そのため、必要なマイルが短い期間で貯まるので、旅行に行ける回数が増えます。
また、搭乗の4日前まで予約可能で直前でも空席が見つかりやすいです。しかも、予約が2か月前から開始なので、休みの予定が立てやすいです。
ANA SKYコインはお得な交換先
ANA SKYコインに交換するのもおすすめです。1マイルから交換できるのでマイルを無駄にせずにすみます。
理由は以下のとおり。
- マイルの有効期限が切れそうなとき1マイル単位で交換できる
- 特典航空券の空席がなくても一般の空席があれば使える
しかし、1マイル=1コイン=1円の価値となるので、国際線・国内線特典航空券と比べもかなりお得感は減ります。
なのでANA SKY コインに交換するのは以下のときに絞るのが得策です。
- マイルの有効期限が切れそうなとき
- 特典航空券が取れないとき
- プレミアムポイントを貯めたいとき
このあたりは、ANA SKY コインはこう使う!賢い使い方を解説しますで詳しく解説しています。
ANA SKYコインの貯め方
ANA SKYコインの貯め方も知りたい!という方は、ANA SKYコイン4つの貯め方【賢く貯めていきましょう】の記事が参考になります。
-
ANA SKY コイン4つの貯め方【賢く貯めていきましょう】
ANA SKYコインってどうやって貯めるんだろう。効率的に貯められる方法も知りたいなぁ。 こういった疑問を解消していきます。 ANA SKYコインの貯め方って、正直パッとし ...
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【参考】ANAマイレージクラブの解説リンク集
全12回に渡ってANAマイルのことや、ANAカード、上級会員制度などについて解説しています。
ANAマイルを貯めたい!使いたい!と思った時にまず読んでもらいたい記事をまとめてるので、ぜひご活用ください。
まとめ:ANAマイルは特典航空券に交換するのがおすすめ
この記事の要点をまとめます。
- ANAマイルを使う方法はさまざま
- お得にANAマイルを使う方法は「特典航空券」への交換
- 全然お得感のない交換先も多数存在する
以上、まとめです。
数多くあるANAマイルの使い方ですが、一番お得感があるのは国際線特典航空券への交換。
ビジネスクラス・ファーストクラスに交換できれば、1マイルの価値が、約4〜10円以上になることもあります。
なんとしても国際線特典航空券に交換したいところですが、若干のデメリットが、交換必要なマイル数が多いこと。
ANAマイルを貯め方
ANAマイルの貯め方とは【どれだけ貯まるかも解説】の記事でANAマイルの貯め方をまとめています。
おすすめの貯め方も解説しているのでぜひご覧ください。
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ANAマイルの貯め方とは【どれだけ貯まるかも解説】
ANAのマイルってどうやって貯めればいいんだろうか。貯め方を詳しく知りたいな。あとおすすめの貯め方も教えてほしいなぁ。 こういったお悩みを解消していきます。 ANAマイルの ...
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