
こういった疑問にお答えします。
この記事でわかること
- ANAプレミアムクラスとは?【普通席との違いもわかりやすく解説】
- プレミアムクラスと普通席の、運賃・マイル・特典航空券の違い
記事の信頼性
この記事を書いている私は、ANAマイルを貯めはじめて5年。ANAのことは、たくさん調べました。
ちなみに、2025年4月現在のANAマイル口座残高は・・・
- ANAマイル:414,421マイル
毎年ビジネスクラスで海外旅行に行ってもこの残高。(主に東南アジア)
しっかりとした実績をつくって、記事を書いています。
3分ほどお時間をいただければ、ANAプレミアムクラスのことがわかるので、ぜひお付き合いください。
ANAプレミアムクラスとは?【普通席との違いもわかりやすく解説】
簡単に言うと普通席よりもグレードが高い座席です。国際線のビジネスクラス相当というイメージで大丈夫。普通席と比べるとわかりやすいので、2つを比較しながら解説していきます。
ANAプレミアムクラスと普通席のサービスの違いは以下のとおり。
- プレミアムクラス用チェックインサービス
- 手荷物重量制限
- プレミアムクラス用保安検査場
- ANAラウンジ
- 優先搭乗
- プレミアムクラスの座席
- プレミアムクラスの機内食
- 手荷物優先受け取り
プレミアムクラス用チェックインサービス
プレミアムクラスでは、利用者専用のチェックインカウンターが用意されています。特に普通席のチェックインカウンターが大混雑しているときは、プレミアムクラスを利用してよかったーと思えるかもしれません。
例えばですが、以下の画像は那覇空港でのワンショット。プレミアムクラスなら、混雑に巻き込まれないで、時間を有効活用できます。
手荷物重量制限
預け入れの荷物は、普通席だと20㎏まで、プレミアムクラスだと倍の40㎏までになります。国内線でよほど荷物が多くないと、20kgは超えないので、あまりメリットは感じません。
プレミアムクラス用保安検査場
プレミアムクラス搭乗時は、専用の保安検査場が利用できます。保安検査場は飛行機に乗る前に必ず通過するところで、混雑している場合も多いので、とても嬉しいサービス。
優先レーンが用意されており、主には以下の方々が利用できます。
- お手伝いが必要な搭乗者
- スターアライアンスゴールドメンバー
- プレミアムクラスの利用者
ANAラウンジ
プレミアムクラスになると、ANAラウンジが利用できます。搭乗までの時間をラウンジで過ごすことができるので、とても快適。
例えば、以下の画像は成田空港のANA国際線のラウンジです。
座席が広く、ソフトドリンク・軽食などを飲みながら、ゆったりと搭乗までの時間を過ごすことができます!
ココがうれしい
プレミアムクラス搭乗者と、同伴者一名も無料で使えるのもうれしいポイントです!
優先搭乗
プレミアムクラス利用時だと、機内へ優先的に案内してくれます。普通席だと、搭乗開始から列ができてしまうことが多いです。並ぶ時間を省くことができるので、搭乗口でも時間を有効活用することができます。
座席
座席の広さはプレミアムクラスの最大のメリットで、普通席とはかなり違います!それぞれの前後の座席間隔は、以下のとおり。
- 普通席・・・およそ79cm
- プレミアムクラス・・・およそ127㎝
プレミアムクラスと普通席では約50cmも違います。これだけ違うと、足元がゆったりするので、より快適なフライトになりますね。
例えば、下記はB777-200等で採用されているプレミアムクラスの座席をご紹介します。写真を見るだけでも、座席の快適さがわかる気がします。USBポート・パソコン電源までついていて、設備も充実。
機内食
機内食というと、国際線のイメージだと思いますが、国内線プレミアムクラスでは機内食が提供されます。普通席では提供されていません。最近はLCCとの差別化をはかるため、航空各社は機内食にも力を入れているようですね。
利用する便の出発時間によって内容が変わり、どれも充実した内容です。各地の個性的な食事が提供される便もあります。例えば、富山発の便の機内食。
うなぎの蒲焼を使った「うなぎご飯」のお米は厳選した富山県産米を使っています。そぼろ玉子、夏野菜と共にお召し上がりください。
厳選した素材と調理法にこだわった「桜海老団子の煮物」、富山の郷土料理である「ますの昆布巻き」「赤巻き蒲鉾」と共に、茗荷・小松菜・胡瓜など季節の野菜もお楽しみください。
このように、うなぎご飯まで提供されています。
手荷物優先受け取り
プレミアムクラスでは、預けた手荷物に、タグが取り付けられ、到着のあとの受け取りのときに、レーンに優先的に流れてきます。手荷物を待つ時間を省いてくれるのがメリット。手荷物を受け取り、バス停に向うなど、次の行動にスムーズにうつれます。
プレミアムクラスと普通席の、運賃・マイル・特典航空券の違い
これだけサービスの違いがあるのですから、もちろん値段も貯まるマイルも違います。正直、運賃はかなり高め。利用する路線を東京羽田ー大阪伊丹間とし、以下に違いをまとめてみました。
運賃の違い
運賃を比較してみます。まず普通席はいくらかかるかというと・・・
運賃の種類によって同じ普通席でも大きな差がありますが、最安値は旅割75の7,590円です。
旅割とは?
早めに航空券を予約することで、運賃が割安になるサービス。前もって航空券を予約・購入することになりますが、かなりお得な運賃で利用できます。
旅割21 | 搭乗日の21日前までに予約 |
旅割28 | 搭乗日の28日前までに予約 |
旅割45 | 搭乗日の45日前までに予約 |
旅割55 | 搭乗日の55日前までに予約 |
旅割75 | 搭乗日の75日前までに予約 |
この5種類。今は、ANAスーパーバリューという名称に変わっています。
ANA側としては、なるべく空席を少なくしたいので、割引の運賃でも早めに予約してもらうという戦略です。
直前で予約をするよりも75日前、55日前など、かなり前から予約・購入する方が運賃が安くなります。この便の場合75日前まで予約可能な旅割75と言うのが最安値7,590円です。
次にプレミアムクラスの運賃をみていきます。
最安値はプレミアム特割の21,490円です。普通席最安値の約3倍の値段・・・かなり高いですね。
特割とは?
早めに航空券を予約することで、運賃が割安になるサービスです!前もって航空券を予約・購入することで運賃がお得になります!
特割1 | 搭乗日の前日までに予約 |
特割3 | 搭乗日の3日前までに予約 |
先ほどご紹介した旅割と比べ、予約日が搭乗日間際でも割引されますが、旅割より割引率は低いです。今は、ANAスーパーバリューという名称に変わっています。
貯まるマイル・プレミアムポイントの違い
普通席とプレミアムクラスでは、貯まるマイルとプレミアムポイントにも差があります。とはいっても、正直違いは少ないです。
クラス | マイル | プレミアムポイント |
普通席 | 210マイル | 420ポイント |
プレミアムクラス | 350マイル | 1,100ポイント |
貯まるマイルに関していうと、その差が60マイルなので、ほとんど違いはないといってもいいでしょう。一方で、プレミアムポイントは、680ポイントの差となっています。
特典航空券の差
少し意外なのですが、プレミアムクラスはマイルを使った特典航空券を予約することはできません。よって国内線については、マイルで予約できるのは普通席のみとなります。
ただし、マイルをANA SKY コインに交換して利用すれば、間接的にマイルでプレミアムクラスに搭乗することができます。
まとめ:プレミアムクラスと普通席では大きな違いがある
ポイントをまとめると、
- プレミアムクラスと普通席では、チェックイン~搭乗~到着のいたるところでサービスの違いがある
- 運賃の差が大きい
- プレミアムクラスの特典航空券はない
この3つ。
プレミアムクラスの値段はかなり高いですが、普通席にはない多くのサービスが受けられます。普段は普通席、たまにプレミアムクラスで贅沢に旅行というのもあり。
しかし残念ながら、マイルを使った特典航空券ではプレミアムクラスを予約することはできません。しかし、ANAマイルを貯めて、ANA SKYコインに交換することで、間接的にマイルでプレミアムクラスに搭乗することが可能です。
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私は年間20万マイルほど貯めて、家族で旅行を楽しんでいます。その方法はとても簡単で、どなたでも実践することが可能。ぜひ一度ご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました!次回もぜひご覧ください!