ANA JCBワイドゴールドカードは、ANAが発行しているクレジットカードの中でも充実した特典と、マイルの貯まりやすさが魅力なカードです。
マイルを貯めたい!と思ったときに検討するゴールドカードではないでしょうか?
ただ検討するとは言うものの、
・・・こんな疑問がわいてきますよね。
具体的には、
- 年会費は?
- ポイント(マイル)還元率は?
- ラウンジは?
- 保険は?
- 審査基準は?
- お得な発行キャンペーンはあるの?
こんな感じ。私自身、ANAマイルを貯めるためにANA JCBワイドゴールドを発行しようか迷っていました。なので年会費やマイル還元率など基本的なことで悩んだんです・・・。
しかし!20種類以上のANAカードを調べた結果、、、
こう感じました!そこでこの記事では、ANA JCBゴールドカードを実際に発行してマイルを貯めているマイル先生こと筆者のたかやん(@milesensei33)が、
この記事でわかること
- ANA JCBワイドゴールドカードとは?どんなクレジットカード?
- 申込み前に知っておきたい2つのデメリット
- ANA JCBワイドゴールドカードの魅力的な6つのメリット
- 【体験談】ANA JCBワイドゴールドカードを発行&使ってみた感想
- ANA JCBワイドゴールドカードはこんな方におすすめ
- 今がチャンス!お得な入会キャンペーン情報!
- おまけ:ANA JCBワイドゴールドカードに関するFAQ(よくある質問と回答)
ちなみに、私が初めてマイルを貯めるために発行したのは『ANA JCB一般カード』。その後もっとマイルが貯まるカード欲しい!と感じて、ANA JCBゴールドカードを発行しました。
実際に使ってみた率直な感想としては、マイルが貯まるのもいいけど、保険が充実しているなぁーって感じ。
記事では、保険も含めて実際に使っているからこそわかる体験談も解説していきます。(※もちろん使って感じたデメリットも解説。)
ANA JCBワイドゴールドカードとは?どんなクレジットカード?
まずはANA JCBワイドゴールドカードとはどんなクレジットカードなのかをわかりやすく解説していきます。まずはざっくりとしたまとめ表から!
- ゴールドカードの中で1番年会費を安くできる
- マイル還元率は1%
- 充実した付帯保険で安心が手に入る
項目 | 内容 |
年会費 | 14,000円(税抜)※割引制度で最大5,000円OFF |
家族カード | あり(年会費4,000円) |
申込資格 | 20歳以上(学生不可)で、ご本人に安定継続収入のある方。 |
国際ブランド | JCB |
マイル還元率 | 1% |
入会ボーナスマイル | 2,000マイル |
継続ボーナスマイル | 2,000マイル |
搭乗ボーナスマイル | フライトマイル+25% |
マイル移行手数料 | 無料 |
ポイント有効期限 | Oki Dokiポイント:3年 |
付帯保険 | 最高1億円 / 傷害・疾病治療費用300万円 |
ラウンジ | 提携カード会社のラウンジ |
電子マネー | Apple Pay / Edy / QUICPay |
その他特徴 | Edyチャージでもマイルを貯められる |
>>【公式】ANA JCBワイドゴールドカードの詳細をチェックする
年会費は14,000円。ただし割引制度あり!
クレジットカードでまず気になることといえば『年会費』ですよね。この点に関しては一般的なゴールドカードレベルです。
他のゴールドカードと比べても、高すぎず安すぎずといった感じです。
- 年会費:14,000円(税抜)
- 割引制度:スマリボへの登録で最大5,000円OFF
- 家族会員:4,000円(税抜)
上記のとおりです。年会費の割引制度があるのがとってもうれしい!あと参考ですが、ゴールドより1つ下のグレード『ANA JCBワイドカード』の年会費としておきますね。
項目 | ANA JCBワイドゴールドカード | ANA JCBワイドカード |
年会費 | 14,000円 | 7,250円 |
家族会員年会費 | 4,000円 | 1,500円 |
マイル移行手数料 | 無料 | 5,000円 |
合計(年会費+手数料) | 14,000円 | 12,250円 |
ここで注意していただきたいのが、『マイル移行手数料』のこと。ざっくり説明すると、
- 手数料あり:マイル還元率1%
- 手数料なし:マイル還元率0.5%
となります。つまり、ANA JCBワイドカードをマイル還元率1%にする場合、年会費とは別のコストがかかるということです。
この点ゴールドカードのマイル移行手数料は無料なので安心。2つの差が1,750円なので、総トータル的に考えると、ゴールドカードの方がコスパがいいと言えます。みて使わないなぁーと感じたら、2年目更新しなければお財布へのダメージはゼロです。
家族カードもあり!
ANA JCBワイドゴールドカードは家族カードも発行できます。しかし、初年度から年会費4,000円が必要になるのでご注意を。
マイル還元率は基本1%。最大1.075%までUP可能!
ANA JCBワイドゴールドカードのマイル還元率は基本的には1%。しかし、カードの利用実績によって最大1.075%までUPさせることが可能です。
カードを利用すると、1,000円決済につき『JCBのOki Dokiポイント』が1ポイント貯まります。そして、この1ポイントは10マイルに交換可能。
さらにJCBには『JCBスターメンバーズ』という制度があり、年間に利用実績に応じて翌年の還元率がUPします。(まとめると以下のとおり)
利用金額 | メンバーランク | ボーナスポイント | 還元率 |
300万円以上 | ロイヤルα | 25% | 1.075% |
100万円以上 | スターα | 20% | 1.06% |
50万円以上 | スターβ | 10% | 1.03% |
ちなみにボーナスポイントも1ポイント=10マイルになるかと思いきや、3マイルにしかならないので注意が必要。
じゃあいったいどれだけ貯まるの?と疑問に感じると思うので、具体例で解説していきます。
具体例
ロイヤルαの方が年間200万円利用した場合
- 基本ポイント:2,000ポイント(=20,000マイル)
- ボーナスポイント:2,000ポイント×25%=500ポイント(=1,500マイル)
- 合計:2,500ポイント(=21,500マイル)
- マイル還元率1.075%
国際ブランドは『JCB』のみ
ANA "JCB"ワイドゴールドカードなので当たり前ですが、国際ブランドはJCBのみです。ただし、同じゴールドカードのグレードに『VISA』『Mastercard』『アメックス』『ダイナース』ブランドも用意されています。
これらの主な違いは、付帯保険やラウンジといった特典の差です。差については、ANAワイドゴールドカードを比較した記事で詳しく解説しています。
-
ANAゴールドカードを徹底解説【まとめて知りたい方必見です】
ANAゴールドカードって、どれを選べればいいのかわからない。特徴や特典・メリット、全部まとめて知りたいなぁ。このようにお悩みではありませんか?この記事では、ANAゴールドカードのすべてを解説します。カードのことを知りたい方必見です。
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ただし、使える場所には大きな差があります。というのも、JCBはVISAやMastercardほど決済網が広くないので、ヨーロッパなどの一部地域で使えない可能性があります。
ここまでのまとめ
- 年会費は14,000円(税抜)で割引制度活用で最大5,000円OFF
- マイル還元率は基本1%で最大1.075%までUP
- 国際ブランドはJCBのみ
申込み前に知っておきたい2つのデメリット
ANA JCBワイドゴールドカードの概要をざっと解説しましたが、次はデメリットに移ります。ここはあまり触れたくないポイントですが、正直にお伝えしていきますね。
ちなみに、公式サイトでは語られない点なので、必ず確認しておきましょう。
デメリットは以下の2つです。
- 年会費が少し高い【一般・ワイドカードとの比較】
- JCBブランドなので、使えないお店が若干ある
年会費が少し高い【一般・ワイドカードとの比較】
年会費が"若干"高いのはデメリットです。とはいえ、スマリボの活用で最大5,000円OFFの9,000円まで下がるので、ほとんどデメリットではないような感じもします。(笑)一応比較してみますね。
項目 | 一般カード | ワイドカード | ゴールドカード | プラチナカード |
本会員 | 2,000円(初年度無料) | 7,250円 | 14,000円 | 70,000円~ |
マイル手数料(JCB) | 5,000円 | 5,000円 | 無料 | 無料 |
初年度合計 | 5,000円~ | 12,250円~ | 14,000円 | 70,000円~ |
2年目以降合計 | 7,000円~ | 12,250円~ | 14,000円 | 70,000円~ |
※AMEXとダイナースブランドを除く(以下同様)
このデメリットは、年会費の考え方次第といったところ。
- 年会費を払うメリットが感じられるのか?
- 年会費を払う経済的余裕はあるか?
こんな感じ。
ANA JCB一般カードとANA JCBゴールドカードの特典・メリットの差に7,000円分の価値が感じられるなら、ゴールドカードの方がコスパがいいということ。
重要なのは1番で、そもそもANA JCBワイドゴールドカードにメリットを感じないのであれば、高い年会費を払ってまで発行する必要はありません。
両者を簡単に比較していきますね。
項目 | 一般カード | ゴールドカード |
年会費 | 2,000円(初年度無料) | 14,000円 |
マイル手数料 | 5,000円 | 無料 |
マイル還元率 | 1% | 1% |
入会ボーナスマイル | 1,000マイル | 2,000マイル |
継続ボーナスマイル | 1,000マイル | 2,000マイル |
搭乗ボーナスマイル | フライトマイル+10% | フライトマイル+25% |
傷害死亡・傷害後遺障害(国内外) | 最高1,000万円 | 海外:最高1億円 国内:最高5,000万円 |
傷害・疾病治療費用 | ー | 300万円 |
賠償責任 | ー | 1億円 |
携行品損害 | ー | 1回50万円/年間100万円 |
救援者費用 | 100万円 | 400万円 |
カードラウンジ | ー | 〇 |
Edyチャージでマイルが貯まる | ー | 〇 |
初年度合計 | 5,000円~ | 14,000円 |
2年目以降合計 | 7,000円~ | 14,000円 |
こうやってみると、年会費が高いだけあってANA JCBゴールドカードのほうが圧倒的に充実しています。『ANA JCBゴールドカード』は『Edyチャージ』でマイルを貯めることができるのも珍しい。
特に、以下の4点が優れています。
- ボーナスマイル
- 付帯保険
- ラウンジ
- Edyチャージ
ゴールドカードと一般カードの差は7,000円・・・。この差で上記4つが格段に充実して価値を感じるなら、ANA JCBゴールドカードを選択するのも全然OK!
一般カードで十分だ!と感じた場合は、ゴールドカードを発行する意味は特にないかと。一般カードを比較した記事をご覧になるのがベストです。
-
ANAゴールドカードを徹底解説【まとめて知りたい方必見です】
ANAゴールドカードって、どれを選べればいいのかわからない。特徴や特典・メリット、全部まとめて知りたいなぁ。このようにお悩みではありませんか?この記事では、ANAゴールドカードのすべてを解説します。カードのことを知りたい方必見です。
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JCBブランドなので、使えないお店が若干ある
日本国内でも使えないお店が若干あるのがデメリットです。海外においては、使えないお店が多いです(特にヨーロッパ)。使えないと発行する意味なんてないので・・・。
ただこの点は、致命的なデメリットではありません。なぜなら、簡単に補うことができるからです。具体的には以下のとおり。
- 国内で使えない場合
⇒そもそもほとんどの場合使える
- 海外で使えない場合
⇒VISAやマスターで決済すればOK。(そもそも海外で決済する機会なんて少ない)
こんな感じ。一応不便なポイントではあるのでデメリットとして挙げましたが、他の手段で簡単にリカバリーできます。
そのため、このデメリットを気にするくらいなら、メリットをチェックして発行する価値があるかどうかを見極めましょう!
ここまでのまとめ
- デメリット①:年会費が少し高い
- デメリット②:JCBが使えないお店がある
ANA JCBワイドゴールドカードの魅力的な6つのメリット
ANA JCBワイドゴールドカードの主なメリットは、以下の6つです。
- 年会費がゴールドカード最安値になる
- マイルが貯まりやすい
- 付帯保険が充実している
- Edyチャージでもマイルが貯まる
- 機内販売やANA FESTEで割引がある
- 空港ラウンジが使える
正直、この6つ以外にもあるのですが、公式サイトをご確認いただければOKなレベルなので、この記事では省略させていただきますね。
>>【公式】ANA JCBワイドゴールドカードの詳細をチェックする
年会費がゴールドカード最安値になる
JCBの年会費割引の制度『スマリボ』を活用することで、ゴールドカード中最安値の『9,000円(税抜)』にすることが可能です。
スマリボ、、、なんとなく想像できますよね。登録すると、ショッピングが自動的にリボ払いになるサービスです。
年会費の割引制度の活用がお得!
種類 | 年会費 | 割引制度 | 合計 |
VISA | 14,000円 | あり(4,500円) | 9,500円 |
Mastercard | 14,000円 | あり(4,500円) | 9,500円 |
JCB | 14,000円 | あり(5,000円) | 9,000円 |
ダイナース | 27,000円 | ー | 27,000円 |
AMEX | 31,000円 | ー | 31,000円 |
年会費の割引制度を活用すると、ANA JCBワイドゴールドカードの年会費が最安値の『9,000円』となります。
他のゴールドカードよりも安いので、かなりコスパがいいですね。
まずは年会費が安いことが最大のメリット。先ほども解説しましたが、ANA JCB一般カードは年会費2,000円(税抜)で保有することが可能です。
マイルが貯まりやすい
ANA JCBワイドゴールドカードを活用すると、ANAマイルをたくさん貯めることができます。なぜなら、『入会ボーナス』『継続ボーナス』『搭乗ボーナス』の3種類のボーナスマイルがあるから。
種類 | 入会ボーナス | 継続ボーナス | 搭乗ごとのボーナス |
ANA JCBワイドゴールドカード | 2,000マイル | 2,000マイル | フライトマイル+25% |
入会ボーナスマイルは、ANA JCBワイドゴールドカードを発行するだけでもらえます。あと嬉しいのは、継続ボーナスマイルでカードを毎年更新するたびにもらえること。
さらにANAグループ便に搭乗すれば、通常のフライトマイルに加えて、割り増しのボーナスマイルも付与。ただ他社が運航しているANAのコードシェア便は対象外なので要注意です。
このようにANA JCBワイドゴールドカードには、マイルが貯まりやすいシステムが整っているんです!
もちろんですが、マイル還元率も問題なし
先ほども解説しましたが、ANA JCBワイドゴールドカードのマイル還元率は基本的に1%。これはその他のクレジットカード(ANAカード以外)よりも高い数値です。
さらに!ANAカードマイルプラスというマイルアッププログラムも対象なので、
- 提携店で対象となる商品を購入
- その時にANA JCBワイドゴールドカードで利用
これでマイルが貯まります。提携しているショップや対象商品によって変わりますが、100円あたり1マイルあるいは200円あたり1マイルもらえます。
付帯保険が充実している
ANA JCBワイドゴールドカードは、他のANAゴールドカードに比べ付帯保険がとっても充実しています。
具体的に比較していきますね。
海外旅行保険
傷害疾病治療費用・賠償責任・携行品損害
種類 | 傷害・疾病治療費用 | 賠償責任 | 携行品損害 |
VISA | 150万円 | 3,000万円 | 1回50万円/年間50万円 |
Mastercard | 150万円 | 3,000万円 | 1回50万円/年間50万円 |
JCB | 300万円 | 1億円 | 1回50万円/年間100万円 |
ダイナース | 300万円 | 1億円 | 50万円 |
AMEX | 300万円 | 4,000万円 | 1回50万円/年間100万円 |
- 自分がケガや病気をしたとき
- 他の人に損害を与えてしまったとき
- 持ち物を盗まれたとき
こういった場面で活躍する補償です、ケガや病気などは特に使う可能性は高くなりますね。年会費が割高な『AMEX』『ダイナース』と同レベルです。
傷害死亡・傷害後遺障害・救援者費用
種類 | 傷害死亡・傷害後遺障害(国内外) | 救援者費用 |
VISA | 最高5,000万円 | 100万円 |
Mastercard | 最高5,000万円 | 100万円 |
JCB | 海外:最高1億円 国内:最高5,000万円 |
400万円 |
ダイナース | 最高1億円 | 400万円 |
AMEX | 海外:最高1億円 国内:最高5,000万円 |
400万円 |
- 自分が事故など死亡したとき
- 自分がケガなどをして家族に来てもらったとき
こういった場面で活躍する補償。先ほどの補償と比べると、ケガのレベルが重大になるので、使う可能性はより低くなりますね。この補償は年会費が割高な『AMEX』『ダイナース』と同レベルです。
こうやってみると、年会費が30,000円程度もするカードと同等の補償内容を提供しているANA JCBワイドゴールドカードはかなりコスパがいいですね。
ショッピングガード保険
ANA JCBワイドゴールドカードには、国内外での利用が90日以内であれば『ショッピングガード保険』が付帯しています。
購入した商品が破損・盗難等の被害にあってしまった場合に、最高500万円まで補償してくれます。
ただし、以下の2点に注意しましょう。
- 1万円の自己負担が必要
- 携帯電話、動植物といった補償対象外のものもある
1万円の自己負担というのは、例えば2万円の被害があった場合、①1万円は自分が負担②残り1万円に保険適用というイメージです。
海外旅行で買ったものが、破損や盗難の被害にあったら残念ですよね・・・。そこで守ってくれるのがANA JCBワイドゴールドカードのショッピングガード保険です。
Edyチャージでもマイルが貯まる
ANA JCBワイドゴールドカードはEdyチャージでもマイルが貯まります。これはゴールドカード中『JCB』『ダイナース』だけの特典です。
具体的には、200円チャージごとに1マイル貯まります。
意外とEdyチャージが活躍します!
数多く電子マネーが普及しているため、Edyを使う機会はそこまで多くはないかもしれません。ただ、私が実際に使っていて感じるのは、Edyで支払いできるお店は多いということ。
つまり、ANA JCBワイドゴールドカードでチャージしたEdyを常に携帯しておくことで、マイルの取りこぼしがなくなるのでおすすめです。
機内販売やANA FESTEなどで割引がある
ANA JCBワイドゴールドカードがあれば、以下の様々なシーンで会員優待サービスや割引を受けることができます。(主な優待割引は次の通り)
シーン | 割引内容 |
国内線や国際線の機内販売 | 10%OFF |
ANA FESTA | 10%OFF |
A-style | 5%OFF |
旅行商品 | 5%OFF |
ビジネス公開講座 | 15%OFF |
空港免税店 | 5%OFF |
割引サービスを利用すれば、旅費の節約も可能ですね。
空港ラウンジが使える
ANA JCBワイドゴールドカードを保有してれば、国内の主要空港のラウンジと、ホノルル空港のラウンジが利用できます。これは一般的なゴールドカードに付帯するものと同様です。
例えば、羽田空港第1ターミナルの『POWER LOUNGE CENTRAL』や伊丹空港『ラウンジオーサカ』などです。一覧でチェックする場合は公式サイトをご覧ください。
空港ラウンジでは、ドリンクを飲んで搭乗までの時間をゆっくりと過ごすことができたり、電源を使うことができたり。
ただし、ANA JCBワイドゴールドカードを持っていても『ANAラウンジ』『プライオリティパスのラウンジ』は利用できないので注意が必要です。
もしもこの2つを利用したい場合は、ゴールドカードではなくプラチナカード『ANAカードプレミアム』が選択肢になってきます。
-
ANAプラチナカードまとめ【メリット・特典・保険などすべて解説】
ANAプラチナカードってどんなクレジットカードなんだろう。こうお悩みではありませんか?この記事では、ANAプラチナカードのメリット・デメリット、特典、ラウンジ、保険などすべてを解説しています。ANAプラチナカードのことを知りたい方必見です。
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ここまでのまとめ
- ANA JCBワイドゴールドカードの主なメリットは以下の6つ。
- 『年会費がゴールドカード中最安値』『マイルが貯まりやすい』
- 『付帯保険が充実している』『Edyチャージでもマイルが貯まる』
- 『機内販売やANA FESTEで割引がある』『空港ラウンジが使える』
【体験談】ANA JCBワイドゴールドカードを発行&使ってみた感想
ANA JCBワイドゴールドカードを発行&使ってみて、『コスパがいいANAゴールドカードだなぁ』と率直に感じました。
それだけでは具体的にイメージできないと思うので、発行したときの情報・実際に使ってよかった点・残念だった点をまとめていきますね。
発行したときの私自身のスペック
完全に参考ですが、私が実際にANA JCBワイドゴールドカードを発行したときのことをお伝えしておきますね。以下のとおりです。
- 年齢:30歳
- 職業:会社員
- 年収:470万円
- 支払遅延:一切なし
- クレジットカード保有枚数:15枚
- JCB会員歴:4年
- 保有しているJCBカード:ソラチカカード・ANA JCB一般カード
こんな感じです。特筆すべき点もなく、いたって普通かなーと思います。(※ちょっとクレジットカード保有枚数は多いかなぁ。)
ANA JCB一般カードからのグレードアップで申込みました。それまで特段一般カードを愛用していたわけではなく、ほぼ死蔵中・・・。
実際に使ってみて良かったところ
実際に使ってみて良かったところは以下の3つ。
- マイルが貯まりやすい
- 付帯保険に安心感がある
- JCBのキャンペーンが楽しい
マイルが貯まりやすい
まずは決済でマイルが貯まりやすいなぁと感じました。なぜならマイル移行手数料が無料なので、常時1%還元が実現できます。
おまけに、煩わしい手数料を気にしなくてもいい・・・!
あとボーナスマイルがどんどんと貯まるのも嬉しいです。
種類 | 入会ボーナス | 継続ボーナス | 搭乗ごとのボーナス |
ANA JCBワイドゴールドカード | 2,000マイル | 2,000マイル | フライトマイル+25% |
付帯保険に安心感がある
私は特に『ショッピングガード保険』が素晴らしいなぁと感じています。なぜなら、普段のカード決済がより安心になるから。
なんてったって、購入した商品が破損・盗難等の被害にあってしまった場合に、最高500万円まで補償してくれる・・・!
あとは海外旅行保険。特にケガや病気など発生しやすいトラブルへの補償が充実しています。
種類 | 傷害・疾病治療費用 | 賠償責任 | 携行品損害 |
JCB | 300万円 | 1億円 | 1回50万円/年間100万円 |
海外旅行で買ったものが、破損や盗難の被害にあったら残念ですし、ケガや病気も心配・・・。そこで自分を守ってくれるのが、ANA JCBワイドゴールドカードの保険でした!
JCBのキャンペーンが楽しい
これは特にメリットには掲載していませんが、個人的にJCBのキャンペーンが楽しいです。具体的にどういったキャンペーンかというと、
- ディズニーランド貸切イベント招待
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパン貸切イベント招待
- 各種キャッシュバック
こんな感じ。特に好きなのが、ディズニー関係のキャンペーン。チケットや宿泊券があたるものです。(※実際に当選したことはない・・・。)
決済を重ねていくと自動的に応募口数が増えるものもあるので、だんだんカードを使うのが楽しみになってきました。(※使いすぎはNG!)
実際に使ってみて残念だったところ
実際に使ってみて残念だったところは、『JCBスターメンバーズのロイヤルαになるのはキツイ』『マイル還元率1%は若干物足りない』の2つ。
どちらも還元率の話で、関連性があります。
JCBスターメンバーズのロイヤルαになるのはキツイ
ぶっちゃけ、年間300万円の決済はキツイです。なぜなら、300万円÷12か月=25万円/月も決済しないとだめ・・・。(※私個人の状況なので、できる方は問題なし)
もしどうしてもロイヤルαを達成したければ、
- 結婚式費用を決済するとか
- 転売の仕入れで決済額を稼ぐとか
やらないと達成できないかなぁ・・・。とはいえ現実的ではないので、私はロイヤルαは諦めています。あと正直『スターα』で十分。
利用金額 | メンバーランク | ボーナスポイント | 還元率 |
300万円以上 | ロイヤルα | 25% | 1.075% |
100万円以上 | スターα | 20% | 1.06% |
50万円以上 | スターβ | 10% | 1.03% |
なぜなら還元率の差はたったの『0.015%』だから。年間100万円以上は達成できるので、この差であればスターαでいいと感じました。
マイル還元率1%は若干物足りない
これは先ほどのJCBスターメンバーズの話とかかわりますが、マイル還元率1%は正直物足りないです。なぜなら、マイル還元率1.25%のカードを持っているから・・・。
それはSPGアメックスというクレジットカードです。ただ、年会費が31,000円もかかるので、すべての方におすすめできるカードではありません。
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私はこのカードを所有しているので、若干マイル還元率1%は物足りないかなぁと感じました。とはいえ、年会費や特典とのバランスもあるので、
- マイルを貯める(ANAのボーナスも)
- 充実した保険で安心を手に入れる
- ラウンジで快適なフライトを手に入れる
これらをコスパよく実現できるANA JCBワイドゴールドカードを発行するのは全然ありです。
ANA JCBワイドゴールドカードはこんな方におすすめ
最後にANA JCBワイドゴールドカードの発行をおすすめする方をまとめておきます。
こんな方におすすめ
- ANAマイルをたくさん貯めたい
- 年会費などのコストを抑えつつコツコツとマイルを貯めたい
- 年4回はANA便を利用する
- 初めてのANAゴールドカード
- ラウンジが利用したい
- 充実した付帯保険で安心が手に入れたい
ざっくりとこんな感じ。特におすすめしたいのが、『マイルをクレジットカード決済でコツコツと貯めたい方』です。コスパに優れたANA JCBワイドゴールドカードが最適!
あとは年会費が抑えられるので、ANAゴールドカードを試してみたい!という方にもおすすめ。
今がチャンス!お得な入会キャンペーン情報!
現在ANA JCBワイドゴールドカードはお得な入会キャンペーンを実施中。具体的には、最大27,200マイル相当が貯まるキャンペーンです!
キャンペーン内訳
キャンペーン内容 | 条件 |
①2,000マイル | もれなく入会ボーナス |
②4,500マイル相当のポイント | WEB明細サービス「MyJチェック」登録 |
③1,500マイル相当のポイント | カードの利用10万円(税込)以上 |
④6,000マイル相当のポイント | カードの利用50万円(税込)以上 |
⑤17,400マイル相当のポイント | カードの利用100万円(税込)以上 |
⑥300マイル相当のポイント | 融資枠を設定&キャンペーン参加登録→カードのショッピング利用10万(税込)以上 |
⑦3,000マイル相当のポイント | スマリボ同時登録&キャンペーン参加登録→スマリボの利用15万円(税込)以上 |
期間
項目 | 期間 |
第一弾 | 2019年10月16日(水)~2020年3月31日(火) |
第二弾 | 2020年1月1日(水・祝)~2020年5月31日(日) |
第三弾 | 2020年3月1日(日)~2020年7月31日(金) |
この中で特に強烈なのが、カードの利用100万円(税込)以上で17,400マイル相当のポイントがもらえるものです。
決済額が厳しい方へ
100万円決済したいけど、なかなかそこまで使えない方も多いはず。私の場合は、こういったクレジットカードの決済額をこなす場合はAmazonギフト券を購入します。(※大量に)
Amazonギフト券であれば、有効期限が10年なのでおそらく使いきれるかと。厳しい場合は、カードの利用50万円以上を目指しましょう!
※キャンペーン期間については、①~⑦ごとに細かく設定されているので、必ず公式サイトにてご確認をお願いします。
>>【公式】ANA JCBワイドゴールドカードの詳細をチェックする
ANA JCBカードの最新キャンペーンについては、以下の記事で詳しく解説しています。
-
【2020年1月】ANA JCBカードの入会キャンペーンまとめ【最大52,200マイル】
ANA JCBカードの最新キャンペーンって?全部でいくらボーナスがもらえるの?カード別に知りたいんだけど? なるべく多くのマイルやポイントを獲得したい。 けど入会キャンペー ...
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おまけ:ANA JCBワイドゴールドカードに関するFAQ(よくある質問と回答)
ANA JCBワイドゴールドカードについてよくある質問と回答(FAQ)をまとめました。発行する際の検討材料にしてみてください。
- Q:マイル還元率は?
- Q:ラウンジは使えるの?
- Q:審査基準は?
- Q:学生は発行できるの?
マイル還元率は?
基本のマイル還元率は『1%』です。ただし、JCBスターメンバーズの制度を活用することで、マイル還元率1.075%まで上げることが可能です。
利用金額 | メンバーランク | ボーナスポイント | 還元率 |
300万円以上 | ロイヤルα | 25% | 1.075% |
100万円以上 | スターα | 20% | 1.06% |
50万円以上 | スターβ | 10% | 1.03% |
ラウンジは使えるの?
国内の主要空港とホノルルのラウンジが利用可能です。しかし、ANAラウンジとプライオリティパスのラウンジを使うことはできません。
ただし、ANA JCBゴールドカードカード(スーパーフライヤーズカード)の場合はANAラウンジを使うことが可能です。
スーパーフライヤーズカード(通称:SFC)に興味がある方は以下をご覧ください。
-
ANAスーパーフライヤーズ完全解説2020【SFCのすべて】
ANAスーパーフライヤーズ、それはマイラーなら誰もが憧れるANAのステイタス。 ANAスーパーフライヤーズカードと呼ばれる特別なクレジットカードを発行することで、そのステイタスを得ることができます。 ...
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審査基準は?
公式ホームページによると、申込資格は以下のとおりとなっています。
20歳以上(学生不可)で、ご本人に安定継続収入のある方。
ANA JCBワイドゴールドカードの審査に通るには?
ANA JCBワイドゴールドカードの審査を通過するコツを4つ解説します。
- キャッシング枠をなしにする
- 直近で他のカード発行している場合は時間をあける
- 固定電話があれば記入する
- 借入れはすべて返済しておく
学生は発行できるの?
学生は発行できません。申込資格は『20歳以上(学生不可)で、ご本人に安定継続収入のある方。』となっています。
学生がANAカードを発行する場合は、学生用のものが選択肢になってきます。詳しくは以下の記事で解説しています。
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学生におすすめのANAカードはANA JCB!マイルを貯めないと損
学生こそANAカードを活用してマイルを貯めるのがおすすめ。 マイルを貯めれば、旅行や帰省など飛行機を利用するときにお得になるからです! しかし、ANAカードを活用してマイルを貯めるとは言うものの、 & ...
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まとめ:ANA JCBワイドゴールドカードはコスパよくマイルを貯めたい方向け
この記事のポイントをまとめます。
- ANA JCBワイドゴールドカードとは、ANAが発行するスタンダードなゴールドカード
- 最大のメリットは、コスパよくマイルが貯められること
- 最大のデメリットは、年会費がかかること
こんな感じ。年会費がかかるとはいっても、割引制度があるので他のANAゴールドカードよりもコスパがいいです。
その上、海外旅行保険・ショッピングガード保険などの付帯保険も充実しているので、
- コスパよく、クレジットカード決済でコツコツとANAマイルを貯めたい
- マイルを貯めつつ保険も充実させたい
こういった方にはもってこいのANAゴールドカード!
試しにANA JCBワイドゴールドカードでマイルを貯めてみて、貯まらないなぁーと感じたら解約してOK!貯め続けようと思ったらそのまま使いましょう。
こうすれば、
- ANAマイルをゴールドカードで貯める経験ができる
- ダメでも1年以内に解約すればお財布へのダメージは最小限
- 少なくとも1年間は、特典を使い放題
こんな感じでお得にANA JCBワイドゴールドカードを活用することが可能です。コストを抑えつつマイルを貯めることができるので、ANAゴールドカードを発行したい方はぜひ一度試してみてください。
このクレジットカードでマイルを貯められるようになれば、マイル旅行も夢ではありません!
>>【公式】ANA JCBワイドゴールドカードの詳細をチェックする
もしANA JCBワイドゴールドカードがいまいちだなぁと感じた場合は、他のANAカードと比較してみることをおすすめします。
正直なところ、ANAカードって種類がありすぎです。でもその中から自分に最適なカードが見つかれば、マイルが貯まる速度はグンと上がります。
具体的には以下の2つの記事をご覧になるのがおすすめです。
ANAゴールドカードを比較した記事
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全種類の比較でわかった!マイルが貯まるおすすめANAカード7選【2020年1月版】
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