世界中の空港ラウンジが使えるプライオリティパス。
初めて手に入れた方は、早く使いたくてわくわくされていることでしょう。
でも中には、
こう感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私自身、プライオリティパスを海外で初めて使う時はとても不安で、使い方を調べた記憶があります。
しかし、いろいろと調べてみると・・・
こう感じるようになりました。
そこで今回は、プライオリティパスを発行して何度も行った経験がある筆者のたかやん(@milesensei33)が、
この記事でわかること
- 失敗しないプライオリティパスの使い方
- プライオリティパスでラウンジを使うならアプリが便利!
- プライオリティパスを使うときの注意点
私も実際にプライオリティパスを所有。利用シーンは、国内旅行や海外旅行で飛行機に乗るときの待ち時間に使っています。(←当たり前)
もちろんですが、海外の空港ラウンジでの利用経験もあります!
プライオリティパスを取得したけどどうやって使うの?と最初は不安に思うかもしれません・・・。でも使い方はとっても簡単!
プライオリティパスの使い方
では早速、プライオリティパスの使い方の流れを解説していきます。プライオリティパスを無事に手に入れたら、あとはラウンジで使うだけ!
使い方の大まかな流れは以下のとおりです。
- 空港ラウンジに行く
- 受付でプライオリティパスと航空券を提示する
- 確認のサインをする
- ラウンジを利用する
- 退室する
上記の流れで簡単に空港ラウンジが利用可能。
と最初は思うかもしれませんが、実際はとっても簡単です!ぜひプライオリティパスを使いこなしましょう。それぞれの手順について詳しく解説していきますね!
使い方①:空港ラウンジに行く
当然ですが、空港ラウンジに行かないと利用できません!まずは、空港ラウンジに向かいましょう。
ココがポイント
事前に行きたいラウンジを調べておくのがおすすめです。そうすることで、空港でどのラウンジを使うか調べたりする時間が省けます!
また、事前に調べておいたほうが、インフォメーションデスクなどで行き方を尋ねるときもスムーズです!
こんなイメージですね。
行きたいラウンジの名前がわかっていればこのように簡単に尋ねることができますが、名称がわからないと、
- その場で調べる
- 尋る
どちらかをしないといけませんね・・・。ちなみに、プライオリティパスで使えるラウンジを探すときに便利なスマホアプリもあります。
参考ですが、プライオリティパスで使える日本国内の空港ラウンジを以下の記事にまとめました。国内のラウンジを探す場合はぜひご活用ください。
>>【関連記事】日本国内のプライオリティパスで使えるラウンジまとめ
使い方②:受付でプライオリティパスと航空券を提示する
空港ラウンジについたら、利用する手続きをしましょう。やることは、『プライオリティパスと航空券を提示』です。
必要なもの
- プライオリティパス
- 航空券
手続きといっても難しいことはなく、プライオリティパスと航空券を提示するだけでOKです!初めてプライオリティパスを使うときは、ここがかなり不安だと思います・・・。
- これで使えるのだろうか・・・。
- 不備があるのでは?
などと不安になるかもしれませんが、使ってみると意外と簡単に利用できます。一度利用すれば、『こんなに簡単に使えるのか・・・。』と感じすぐに慣れるはず!
一方で、ここでの注意点が4つほどあるので解説しておきますね。
- プライオリティパスの提示はアプリのデジタル会員証でもOK
- 航空券の提示は、Eチケットやアプリの画面でもOK
- プライオリティパスを持っていないとラウンジは利用できない
- プライオリティパスの有効期限
ということです。航空券の提示だけでは利用できませんので注意しましょう!意外と見落としてしまうのが、プライオリティパスの有効期限。
もちろん期限切れの場合は使えないので、必ず出発前に確認しておくようにしましょう。
使い方③:確認のサインをする
プライオリティパスと航空券を提示したあとは、確認のサインを行います。電子端末でサイン後、利用控えが渡されるので確認しておきましょう。
ここでの注意点は、合計利用者数をしっかりと確認しておくことです。なぜなら・・・
例えば実際の利用者は2人なのに、利用者3人と間違て入力され確認のサインをしてしまうと、3人分の料金がかかってしまうことになります。
特にラウンジが混んでいるときは、他の利用者が同伴者と間違えられやすいので注意しましょう。
利用者人数は、控えの『Total Lounge Users』の部分で確認できます。
使い方④:プライオリティパスで空港ラウンジを利用する
プライオリティパスと航空券を提示、確認のサインをしたあと、空港ラウンジを利用できます。ラウンジを使うだけなので特に難しい手順はありません。
ココに注意
注意が必要なのは、使うラウンジによってサービスが違うこと。
航空会社が運営するラウンジで、サービスが充実しているところもあれば、そうではないところもあります。
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そのため、事前にどのラウンジを利用するのかを決めておくのがおすすめです。実際に行ってみて、『えーもっと充実したラウンジがよかったなぁ』なんてことにならないように!
私の場合
ちなみに私は、プライオリティパスを使い台湾のラウンジ、桃園国際空港のMOREラウンジをよく使います。
台湾はそこまで距離があるわけでもなく、航空券代も比較的安いので、エコノミークラス+プライオリティパスラウンジを利用することが多いです。
このラウンジは、食事もデザートも充実していておすすめ。MOREラウンジもプライオリティパス+航空券の提示で問題なく利用可能です。
使い方⑤:ラウンジを退出する
ラウンジにずっといるわけにはいきませんので、出発時間の少し前になったらラウンジを退出しましょう。特に手続きはなくただ単にラウンジを出ていけばいいだけ。
ココがポイント
ラウンジ退出から出発時刻までの時間をしっかり考えて退出しましょう。
ラウンジによっては保安検査前にある場合もあるので、時間に余裕を持っておくのがおすすめです。
プライオリティパスを使うなら公式アプリが便利!
プライオリティパスを使うなら、事前にラウンジを決めておくのがベスト!そこで活躍するのが、公式アプリがとっても便利です。
アプリでできること
- ラウンジの検索
- 利用条件を調べる
- 場所を調べる
- 利用時間を調べる
など。アプリ1つで使えるラウンジがすべてわかります。
日本であればラウンジ探しは問題ないですよね。アプリで調べてもOKだし、インフォメーションセンターに聞いてもOKだし。
しかしこれが海外ともなると、言葉が通じない場合もあり戸惑う場面もあるはず。
とはいえ、私は海外旅行先でラウンジを使う直前に検索するのはあまりおすすめしません。場所とか利用条件とか雰囲気とか、好みがあるかと思うので、出発前に調べておくのがおすすめです。
プライオリティパスを同伴者と使うときは料金に注意
プライオリティパスを使うときに特に注意したいのが、同伴者を連れて使う場合。なぜかというと、料金が少しややこしかったり、トラブルになったりするから。
特に以下の場合に注意しましょう。
- 同伴者の料金(クレジットカード会社発行)
- 子どもの同伴者
- 同伴者の人数
同伴者の料金はクレジットカード会社によって異なる
プライオリティパスの会員は、基本的に本人のみがラウンジを利用できるサービスです。そのため、同伴者がいる場合は別途料金が必要になります。
会員種類 | 年会費 | 都度料金(会員) | 都度料金(同伴者) |
スタンダード会員 | 99 USD | 32 USD | 32 USD |
スタンダード・プラス会員 | 299 USD | 32 USD(年間10回まで無料) | 32 USD |
プレステージ会員 | 429 USD | 無料 | 32 USD |
会員の同伴者は、種類にかかわらず32ドルが必要になります。
ただこの同伴者料金は、プライオリティパスを発行するクレジットカード会社により異なるので注意が必要。同伴者1名無料のものもあります。
カード名称 | 同伴者料金 |
ANA VISA プラチナ プレミアムカード | 32ドル |
ANAアメックスプラチナカード | 1名無料 |
JALアメックスプラチナカード | 32ドル |
セゾンプラチナビジネスアメックスカード | 2,000円(税抜) |
楽天プレミアムカード | 3,000円(税抜) |
JCBプラチナカード | 2,000円(税抜) |
MUFGプラチナアメックスカード | 2,000円(税抜) |
アメックスゴールドカード | 32ドル |
いやー正直わかりにくいですよね。無料だったり32ドルだったり2,000円だったり・・・。イメージとしては、プラチナカードで発行されるものは2,000円(税抜)が多いです。
JCB・セゾン・MUFGのプラチナカードは2,000円(税抜)で一緒。楽天プレミアムカードだけは、微妙に高めの設定ですね。
Q:プライオリティ・パスでラウンジを利用した際の、同伴者の料金や利用可能人数を教えてください。
A:同伴者のご利用は有料となります。同伴者1名につき3,300円(税込み)となり、楽天プレミアムカードにて決済されます。
このようにクレジットカードによって様々なので、使う前に必ず確認をしておきましょう。
子どもが同伴者に含まれる場合はラウンジによって取り扱いが異なる
同伴者が子どもの場合は、さらにややこしいです。なぜなら、子ども料金として利用料が無料になるラウンジがあるから。
先ほど同伴者の料金を解説しましたが、基本的には同じようにかかると考えてOK。しかし、無料になるラウンジが一部あるんです・・・。(←有り難いがややこしい)
例えばですが、成田空港のKALラウンジの場合は、『2歳以下の子どもは無料』です。
カード保持者1名様につき同伴者2名様までご利用いただけます。また該当する料金が発生します。 - 2歳未満のお子様は入室無料です。 - お子様は大人の同伴が必要です。
正直このあたりは、事前に確認しておくしかないです。プライオリティパス公式ホームページの『ラウンジ検索』から詳しい利用条件が調べられます。
受付時に必ず同伴者の人数の確認を
プライオリティパスの使い方の流れでも解説しましたが、同伴者の人数は必ず確認しておきましょう。
例えば実際の利用者は2人なのに、利用者3人と間違て入力され確認のサインをしてしまうと、3人分の料金がかかってしまうことになります。
特にラウンジが混んでいるときは、他の利用者が同伴者と間違えられやすいので注意しましょう。
利用者人数は、控えの『Total Lounge Users』の部分で確認できます。
プライオリティパスを使うときの注意点まとめ
ここまででいくつか注意点をご紹介しましたが、初めてプライオリティパスを使うときは不安なので注意点をまとめておきます。
- プライオリティパスの提示はアプリのデジタル会員証でもOK
- 航空券の提示は、Eチケットやアプリの画面でもOK
- プライオリティパスを持っていないとラウンジは利用できない
- プライオリティパスの有効期限
- 合計利用者数をしっかりと確認しておくこと
- 同伴者の料金には注意が必要
- 子どもが同伴者の場合も注意
こんな感じです。
一番注意したいのが、プライオリティパスを忘れないようにすること。忘れてしまうとそもそもラウンジが使えないので・・・。
同伴者料金とかも注意したいですが、せっかくプライオリティパスを発行したのに使えない、なんて事態は確実に避けたいはずなので。
そんなときはカード+デジタル会員証をダブルで用意しておくのがベストです。カードを忘れてもデジタル会員証で対応できるので。
まとめ
今回はプライオリティパスの使い方の流れを解説してきましたがいかがだったでしょうか。
あらためて流れをまとめておきます。
- 空港ラウンジに行く
- 受付でプライオリティパスと航空券を提示する
- 確認のサインをする
- ラウンジを利用する
- 退室する
このような流れで空港ラウンジが利用できます。特に難しい手順はありませんが、プライオリティパスの有効期限が切れているとラウンジが利用できないので注意しましょう。
プライオリティパスを最大限活用して、快適な海外旅行に役立ててみてください。
なぜなら、今回解説したような同伴者料金など、ちょっとややこしい部分があるからです。より深く理解しておくことで、さらにお得で快適な旅行が実現できます。
プライオリティパスについては、以下の記事で詳しく解説しています。
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